苦手意識を３０分以内で克服する方法とは？

　

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たかはし みちこ

1976年生まれ、群馬県在住。 ヒプノセラピーの先進国、アメリカ合衆国の中でも長い歴史を誇る、ヒプノセラピーのナンバーワン・プロ団体「NGH」。ナンバーツーの規模を誇る「ABH」の両団体より公式認定されたスクールにて、ベーシック・トレーニング、プロフェッショナル・トレーニング、トレーナー・トレーニングの全コースを修了。 ヒプノセラピスト（催眠療法士）となる。 >>詳しいプロフィールはこちら

それは苦手意識を破壊するコラプスアンカー

コラプスアンカーはNLPの手法です。NLPは長い時間や忍耐、苦労を必要とせずに、人が変化・成長できるように作られたプログラムです。

そしてコラプスアンカーは、苦手意識をポジティブな意識で破壊し、克服する方法です。
この手法はポジティブな意識と苦手意識をそれぞれアンカリングしてから行います。

アンカリングとは、ポジティブな意識や苦手意識を身体反応に紐づけることで、例えば、リラックス感と右の小指の内側を押す行為を紐づけ（アンカリング）して、右の小指の内側を押すとリラックス感に満たされるようにします。

代表例では、パブロフの犬やバッターボックスで独自のポーズを取り、精神統一するプロ野球選手などがそうです。

注意）この手法を用いるのは、深刻なトラウマ的感情を伴わないケースのみです。

得られるギフト

苦手意識を克服すると、あなたの（時間、体力、気力）を効率良く使えるようになります。
苦手意識は、あなたの意識に生じる障害物です。

あなたの意識を走行中の車に例えるなら、走行中、道に障害物が現れると、あなたはその度ブレーキをかけ、その障害物にぶつからない様に徐行、或いは迂回します。

障害物が現れなければ、車は定刻通りに目的地に到着できるのですが、あなたの車は障害物に時間を取られしまい定刻通りに到着できません。

さらにあなた自身が、徐行や迂回に神経を使って疲れています。

しかしこの障害物が無くなれば、余分なことにあなたの時間・体力・気力を使わずに済むのです。

余談

コラプスアンカーを使い、ポジティブな意識で苦手意識を破壊している時（統合している時）、意識の内部で面白い感覚を体験します。

私の場合は、額・首・背骨のラインを境界線として、グググっと左右で何かが入れ替わっていく感覚が生じます。

人によってその体験は様々で、自分の身体がどんどん明るい色に染まっていくように感じる人もいます。

アンカリングがアソシエイト（その時の感情と一体になった状態）で深く行われると、この変化の体験はより鮮明になり、破壊効果も高くなります。

新しい世界

重要な役員プレゼンを控えた会社員の男性が、ある役員への苦手意識をこのコラプスアンカーを使って克服しました。
そして自分でも驚くような、自由で自信に溢れたプレゼンを行いました。

本人も苦手意識が自分の才能をこれほど押さえつけていたのかと驚きました。

苦手意識はトラウマとは異なり、日常生活に大きな影響を及ぼしていないと感じますが、ゆっくりと静かにあなたの才能に侵食して、才能を押さえつけている場合があります。

苦手意識を克服して、あなたの才能を味わう新しい世界に向かいましょう。