やる気が出ない、それは方向転換のサインかも

 
方向転換のサイン

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1976年生まれ、群馬県在住。 ヒプノセラピーの先進国、アメリカ合衆国の中でも長い歴史を誇る、ヒプノセラピーのナンバーワン・プロ団体「NGH」。ナンバーツーの規模を誇る「ABH」の両団体より公式認定されたスクールにて、ベーシック・トレーニング、プロフェッショナル・トレーニング、トレーナー・トレーニングの全コースを修了。 ABH米国催眠療法協会の認定ヒプノセラピスト(催眠療法士)となる。 >>詳しいプロフィールはこちら

やる気が出ない時

方向転換のサイン

 

4月になり新しい環境に入る人たちもいます。

周囲が新しい環境に取り組み始める中で、やる気が出ない人もいるかもしれません。

そんな時は、やる気が出ない=進むのを止めている自分を探してみましょう。

もしかしたら方向転換のサインかもしれません。

 

 

エピソード

エピソード

4月から大学生活を始めたBさんは、周囲が楽しそうに賑わう中で、その雰囲気についていけず、無気力に過ごしていました。

この無気力感は大学合格と同時にBさんの中で始まったそうです。

元々、Bさんは中学・高校ともに勉強も運動もバランス良くこなし、難関大学に入学しました。

Bさんの受験勉強のスタイルはかなりハードで、中学生の頃から睡眠時間は平均3時間半だったそうです。

自分でその日やると決めた勉強の課題をこなせない時、Bさんは自分の太ももをつねって自分を罰していました。

そんな生活を6年間、問題なく続けてきましたが大学合格と同時にこれまでの生活が継続できなくなり無気力になっていきました。

Bさんの話を聞いていくと、厳しい6年間でしたが、Bさんはとても充実感を感じて満足していました。

Bさんにとって受験勉強はやればやるほど確実に成果が得られる重要な精神安定剤のような部分がありました。

Bさんは大学でもこれまでの受験生活ように充実した日々を送っていきたいと思っているのに心も身体も動かないと困惑していました。

 

 

そこでBさんをその充実した受験生活の場面に誘導し、当時感じていた様々な感情を拾っていくことにしました。

その誘導場面の中で、Bさんは充実感以外にこんな感情も感じていました。それは「自分は偽者」という感情でした。

Bさんは充実した6年間の中で、「自分は秀才ではなく、単なる暗記を繰り返している応用力のないガリ勉にすぎない。いつか見破られてしまう」というかなりの緊張感を持っていました。

その緊張感を取り除いてくれるのが、繰り返し繰り返し解いて問題文ごと暗記していく作業でした。

この作業は緊張感を取り除いてくれましたが、同時に自分はガリ勉の偽者だという感情をさらに強めていきました。

Bさんは自分が作り出したルーティンワークに対して、このルーティンワークで精神的な安定を求める続けたい自分と、このルーティンワークから逃げ出したい自分、この2人がずっと存在し、大学合格と同時に、ルーティンワークから逃げ出したい自分がBさんの中で勝ったようです。

 

 

そこでエンプティチェアを使ってルーティンワークから逃げ出したいBさんにこれまでの心境を話してもらいました。

このBさんは勉強嫌いだった自分がなぜ猛烈に勉強するようになったのかを話し、その過程でどんどん厳しくなっていったルーティンワークを継続することの弊害について、もうやめなければならない理由も話してくれました。

この話の最中にBさんは涙を流していましたが、この涙についてBさんは、「今、泣いているのはルーティンワークを続けたい自分が泣いている、本当は辛かったって、自分は偽者じゃないって泣いている」と言いました。

 

小学校時代のBさんは勉強を全くせずバレーボールに熱中していました。

この頃のBさんは物怖じせず自分の感じたままに自由に生きていました。

しかし周囲の大人からは、Bさんの行動は空気が読めていない、場にそぐわない行動だと怒られる機会が増え、Bさんは怒りを感じながらも自分に自信を失っていきました。

そんな暗い日々の中で、あるテストで満点を取った時、これまでBさんをダメだと言っていたある大人が「もしかしたらこの子は大化けするかもしれない」と言い、その時の周囲の反応はBさんに取ってとても心地が良いものに感じました。

そしてBさんはこの心地よさを手に入れ続けるために勉強を自主的に始めました。

 

そんなBさんはいつしか良い成績を取れない自分を受け入れられなくなり、BさんがBさんであり続けるためには勉強を必死でしなければならないという凄まじい緊張感が常に付き纏う生活が始まりました。

しかしBさんの中で、この緊張感から解放されたい自分が徐々に大きくなり、また本来の自分の感覚を取り戻したいBさんも生まれ、この部分がこれまでと同じルーティンワークを行おうとすると、大きな虚無感と無気力感をBさんの中に発生させていたようでした。

エンプティチェアから意識を戻したBさんは、「なんとなくわかっていたことだった。でも自分では止められないって思っていたけれど、言葉にしてみたら、そんなことないかもって思える」と言いました。

Bさんにこれまでの6年間の生活について、今はどう感じるか質問すると、Bさんは「よく出来てたなと思う。もう無理。」と言いました。

 

 

余談

余談

 

小学校時代、Bさんの行動をあれこれ注意した大人たちについて、Bさんは「今思うと、別に意地悪でもないし、普通の注意だった。なんであんなに落ち込んでしまったんだろう。」と言いました。

幼い頃は、世界が狭い分、バランスをとる方法が見つからず、ちょっとした事が大きく残ってしまうことがよくあります。

こういうときは、大人になった自分がその時の感情のバランスを取ってあげる事ができます。

 

 

新しい視点

新しい世界4

 

振り返りの時間の中で、Bさんは「ルーティンワークをこなさなくても、自分でいられるようになりたい。新しいルーティンワークを探すことじゃなく、その日の気持ちに沿って、何をするか決めていけるようになりたい」と言いました。

そして今の大学生活について、「とても自由な生活。この自由を楽しめる自分を見つけていきたい」と言いました。

大学生活について無気力で通学する意味が無いと言っていたBさんですが、どうやら新しい視点が生まれたようです。

 

 

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